といっても、
私が授業したんじゃなくて エイズ対策隊員の友だちにくっついていっただけ・・・
今回訪れた学校は東中アフリカで最大の生徒数3500人のマンモス学校です。
7年生(日本でいうと、中学校1~2年生にあたる。)を対象にした授業。
ケニアのHIV感染予防のための教育の軸は「Abstainアブステイン(禁欲)」
結婚するまではセックスはしちゃいけないんですよ。
という教え。
授業の中で「感染しないためにはどうすればいい?」と質問すると、
必ず「Abstain」
という答えが子どもたちから返ってきます。
「ほんとに結婚するまで性欲を抑えられんの?」
「目を閉じて。想像して、今あなたは20歳です。目の前にはあなたが大好きで大好きでたまらない超すてきな恋人がいます。さあ、あなたはその恋人と何がしたい?」
みんな自然と顔がにやけてきます。
・HIV検査に行く
・結婚したい
・キスしたい
・セックスしたい
そうよね。 そう思うのは当たり前のことやよ。 みんなはHIVについてちゃんと正しい知識を持っています。
でもね、
感染率はどんどん上がってる。
なんでかわかる?
人は時々性欲をコントロールできなくなっちゃうからよ。
あなたはそのことをちゃんと知っておかないといかんとよ。
しっかりとコンドームの必要性を伝える。
最後に書いた、自分のライフプラン。
ちゃんと自分の人生の先を見通して行動するんだよ!
自分の人生は自分で決められるんだよ!
自分が変わっていくことで、世界も変わっていくんだよ!
どきどきしたり、
し~んとしたり、
じわ~っとしたり、
気持ちをゆさぶられるほんとにいい授業。
自分のこととして、子どもたちに真剣に考えさせる、本気の授業。
こうやって、突然日本人が現れて、語っていったことを、
一人でも多くの子どもたちが心に受け止め実践していってくれたらいいなと思う。
この授業を参観していた先生たちが、少しでも影響を受け、賛同し、これからの教え子たちにも語っていってくれたらいいな~と思う。
その実践がじわじわとみんなに広がっていったらもっともっといいな~と思う。
午後はHIV感染者の子どもたちが生活する孤児院を訪問。
幼くして両親を失くしているだけでなく、HIVに感染しているという現実。
こんなに小さな子どもたちがどんなふうにその現実を受け止め、
どんなふうに気持ちを前向きにもって生きているのか。
私には想像の域を超えています。
見知らぬ外国人に会ってすぐから全身を預けて甘えてくる3歳くらいの女の子。
両親の愛情を当たり前に受けられる甘えられて当たり前の歳。
握った私の手をなかなかはなそうとはしませんでした。
ハスキーボイスで歌がめっちゃ上手で笑顔が魅力的なかわいい女の子。
好きな人がいて当たり前の15歳。
エイズ対策隊員の友だちの言葉にただじっと耳を傾けていました。
なんだかいろんな気持ちにさせられた一日でした。
いつもいろんな意味でいい刺激をくれるがっつ、ありがとう。
残りの4カ月、もっともっと私の知らないケニアの現実や景色を、できるだけたくさん見ておこうと思います。
いつも答えは出ないのだけれど、いっぱい感じて、いっぱい考えようと思います。
お久しぶりです。佐藤さんの家でお世話になっていた森亮介です。
返信削除ケニアでの生活にまだ学びが多そうで、うらやましい限りです。
僕は今、ケニアに滞在した時の記録を元に卒論を書いています。
仕上がったらケニアにもっていきたいなと思っていますが、そのころに洋子さんいますかね?
ぜひともまた会える日を楽しみにしています。
りょうすけくん!!どうしてるかな~~って思ってた!!無事やったっちゃね!よかったよかった!
返信削除しかも、そんなに一生懸命卒論書いてるなんて、えらい!!絶対見てみたい!
仕上がるのはいつなのかな~~
私は3月20日までしかいませんが、間に合うかな~~
間に合わん時は、日本で会いましょう!(^v^)
またね!卒論がんばって~~~!
テレビなんかではよく目にするHIV感染の問題。
返信削除日本に居ると、すごく遠いことのように感じる。
子ども産んでから、こんな大事なことをちゃんと教えてあげられるのかな、って思うよ。
ケニアで本当に良い経験がたくさん出来てるんだね!
(大変なこともたくさんあるんだろうけど・・・)
次会うときは、更にイイ女☆になってるんだろうな~。
残り4か月、身体には気をつけて頑張って!!
いい女どころか、いいおばちゃんになってしまいよる・・・(-_-;)
返信削除意外と日本でもHIV感染率は増えてるみたいやよ~
なんか、他人事ではないね
ちよママ、大事なこと、きっと伝えてね!!