自己紹介

2011年3月25日金曜日

とにかく見てみて!

 ケニア、ナイロビのキベラスラム地区の子どもたちより


http://www.youtube.com/watch?v=0L5W5CYkbR4


 ケニアから日本へ
心からの祈り
が届きますように

日本へ届け!私たちの祈り!

今週のCAの授業では、日本の災害について、各クラスで話をしました。
いつもはしゃいでうるさい子どもたちが、この時ばかりは真剣な表情でただだまって、私の下手な英語の説明を聞いてくれました。
質問タイムで、一人の女の子が「私たちは日本のために祈ります。」と言いました。
みんながうん、うん、とうなずいていました。とってもうれしくて、子どもたちの思いを日本に届けたいと思いました。

それで、みんなで応援メッセージを作りました。日本に届けます!


でも、どこへ届けたらいいっちゃろう・・・
^_^;


誰か、いいアイディアがあったら教えてください!

2011年3月23日水曜日

明日は卒業式

 南郷小学校6年生のみなさん、卒業おめでとう!

 みんなが3年生だった頃のことを今でも昨日のことのように思い出します。
 もんしろちょうの幼虫を成虫になるまで育てたこととか、お笑い係さんが「そんなのかんけーねー」ってやってたこととか、私のバレーの試合の後、手作りのメダルと賞状をプレゼントしてくれたこととか、楽しかった思い出がたくさんあります。みんなは覚えているかな~。
 
 優しくてがんばりやさんで人を喜ばせることが大好きだったみんなのことだから、これからも、みんなはどんどん素敵なことができちゃうだろうと考えるだけでわくわくします。
 こんなにすばらしい家族や先生や友達や地域の人たちに囲まれて、たくさんのことを学ぶことのできているみんなの未来がすてきでないわけがない!やりたいこと、正しいと思うことは自信をもって絶対挑戦してください!
 
 みんなの立派に卒業していく姿を見ることができなくてすごくすご~く残念だけど、どこでもいつでもみんなの輝く姿を想像し応援しています!

 あ~みんなに会いた~~~い!

 遠くケニアより心をこめて、卒業おめでとう!
 

2011年3月15日火曜日

ケニアにいる意味

ケニアでも、日本の災害の様子は、大きく報道されています。ケニアのテレビから、ネットで次々と更新されるニュースから、毎日日本の情報を得ています。
気になって心配で仕方がありません。

怖くて鳥肌がたちます。
そこにいる人たちを思うと涙が出てきます。
なのになんにもできません。
なんでケニアにおるっちゃろうって思います。
正直に言うと、世界平和のことを考える余裕がありません。
災害に直面している人のことを思うと、何か自分にできることはないかと日本に帰りたくなります。

ねえちゃんが
「海外の援助がたくさん来てる。その中の国のリーダーが、我々も以前に日本に大変助けられたのでってできるだけの協力をしたいって言ってくれたりするとよ。
たとえ、今の洋子の仕事が災害救助じゃなくても、日本には本来何のゆかりのないケニアの方が心配して下さるだけでもありがたいことやし。どんな対応も関心 をもって情報をみてもらうことから始まるんやし。洋子たちが遠いところで頑張ってくれているおかげで、日本を身近に、好感をもって感じてもらえていること もた くさんあるだろうし、巡りめぐって、たくさんの日本の人々の為になってると思います。今後も誇りをもって頑張ってください。
海外にはその日本の被災地よりももっと悲惨な生活を強いられていて、そこから抜け出せる未来の見えない人達がたくさんいて。そんな人が1人でも少なくなる ように、洋子が遠いケニアで教育に関わって頑張ってくれているのは、たくさんの日本人のためになってるよ 。」
って言いました。

なんにもできんけど、やり続けんといかん。
なんか逆に励まされちょう。ありがと、ねえちゃん。
日本のことを思いながら、みんなが笑顔に包まれる日がくることを願いながら、大事な人たちを思いながら、毎日を過ごしています。
どうか、みんなふんばって上を向いて、生きてください!

2011年3月9日水曜日

GOOD LUCKENYA! in ニャフルル③ 「大興奮の1日」

 ニャフルルイベント2日目の土曜日、朝からバレーとサッカーの球技大会を開催しました。

   6~8年生の寮生を対象にチーム編成し、JICA隊員にもチームに入ってもらってトーナメント試合をしました。


 1学年150人くらいがいるので、全員に競技してもらうことができなかったけど、選手でない子どもたちもたくさんの日本人のお客さんがうれしくって、みんなはりきって応援していました。



 勝ち上がったチームとはJICAチームとの決勝戦。結果は・・・・
バレー決勝、楽勝だと思っていた私たち・・・でも、ジュースに持ち込んだ末、7年生男子に負けてしまいました。

 子どもたちはちゃんとした練習もやっていないのに、ゲームをやっているうちにどんどんうまくなるからびっくりしました。
サッカー決勝、たくさんの日本人に参加してもらい、本気で挑んだ試合でしたが、これまた、2-0で、8年生の勝ち。JICAチーム完敗・・・・。
 でも、勝ち負けなんて、どっちでもいいんです。子どもたちと一緒にゲームできた経験こそ価値のあることだと思うのです!負け惜しみではありません。


 試合の後は、ホールに集まって表彰式。1位のチームには豪華賞品を用意しました!
 なんと! 隊員に手伝ってもらい当日の朝みんなで握った塩おにぎり!(豪華にふりかけつき!!) みんな、早起きお手伝いありがとう!


最後にダンス交流会!私たちは得意のUFOとよさこいを披露。練習不足が際立ったダンスでした(特に私)が、初めて日本人の踊りをみた子どもたちや先生たちは大興奮。大きな拍手と大歓声をもらい、私たちも大満足!ムフフフ(^v^)


 そのお返しに8年生の女の子が歌とダンスを披露してくれました。彼女たちのリズム感の良さと腰ふりのうまさには本当に感心するばかりです。とにかくうまいしかわいい!
 しかも、音楽と言えば、彼女たちの歌声と太鼓のみ。太鼓といってもバケツの底を棒でたたくという簡単楽器だけ。
 コンピューターから流れる音楽、音楽なしでは踊ることのできない私たちとは勝負にならない。
 とっても素敵なケニアンダンスを披露してくれて、日本人のみんなも喜んでくれたようで、私もとってもうれしい。(^v^)ムフフ。

 きっと私が一番楽しいうれしい思いができたと思うけれど、子どもたちにとって、みんなにとって、このイベントが素敵な思い出になっていたらいいな~と思います。


ステキな思い出をありがとう!
幸せな時間をありがとう。
いっぱいの笑顔を見ることができてすごく幸せでした。
みんなのおかげ。

また来てね!



「また会いたいよ~~~!!」
って子どもたちがみんな言っちょるよ~



2011年3月8日火曜日

GOOD LUCKENYA! in ニャフルル② 青空空手教室

 先週金曜日、エイズ対策授業に引き続き、放課後に空手教室を開きました。(開いてもらいました。^_^;)
 ケニア隊員に空手を特技とする隊員がおり、彼を講師として招きました。
 子どもたちはこの日をとてもとても楽しみにしており、希望者のみの参加を募ったのに、全校生徒がグラウンドに出て参加してくれました。
 ケニアの人たちは、日本人はみんなジャッキーチェンのように、空手やカンフーができると思っており、また、その道の達人に憧れを抱いています。(カンフー映画を見てよく知っている。)
 だから、今回は男女を問わず、1年生から空手を喜んで学んでいました。

 正座や黙想、「お願いします。」「ありがとうございました。」のあいさつなど、礼儀の大切さについても教えてもらうことができました。

 子どもたちにとっては何もかもが初めての経験。みんな一生懸命見よう見まねをして教わっていました。





 
子どもたちの目はキラキラ輝き、とってもかわいい笑顔をたくさん見せてくれました。

空手先生、まあさん、本当にありがとうございました。

また教えに来てください。

ニャンダルア小学校一同より

2011年3月7日月曜日

GOOD LUCKENYA! in ニャフルル① 「世界一の授業」

 はらはらどきどきわくわく週末

 今週末は、以前から計画と準備を進めてきていたイベントを、我がニャンダルア小学校で開催しました!たくさんのお客さんが来てくれてすご~~~くうれしかった!
 のは、私だけではなく子どもたちもかなり!学校の先生たちもかわいい日本人の女の子がたくさん来て、いつになくはしゃいでいました。
 同期隊員を中心として、他の隊員や学校の先生、ニャフルル在住のNGOの方やたまたま町で会った高地トレーニングにニャフルルに来ていた日本人陸上選手などにも協力してもらって(かなり頼って)、めっちゃ素敵なイベントにすることができました。みんなほんとにありがとう!
 内容は、エイズ対策授業、空手教室、球技大会、ダンス交流など、もりだくさんでした!
 あ~楽しかった。



 全部紹介するのがもったいないので、今日はエイズ対策の授業についてアップします!




 金曜日、同期のエイズ対策隊員4人を招き、7年生を対象に授業を行ってもらいました。彼女たちの用意してくれた授業は本当によく考えられていて、感心するばかりでした。



 まず、ケニアでのHIV患者の割合クイズなどで問題意識を高めた後、感染を防ぐための基礎知識について話します。紙芝居や大きい絵などの様々な教具を使い、子どもたちと一緒に確認しながらしっかり必要な知識を教えてくれました。


 

その後、いかにして感染が広がっていくのか、簡単に広がってしまう恐ろしさを握手を通したワークショップで気付かせていきます。



 他にも一人に焦点をあてその人の性関係について説明し、その問題点や感染予防法をグループディスカッションさせるワークショップ。




 最後に自分自身の問題でもあることに気付かせるための人生設計(LIFE PLAN)作り。何歳で仕事に就き、結婚し、子どもを産んで、どんな人生を歩んでいくのか、死ぬまでの自分の将来を考える。




 自分の体は他の誰でもなく自分が守らなくてはいけないこと。自分の将来はどんな道も自分で決められること。自分が学び変わっていくこと、それがケニアを、世界までもを変えられるということ。
 子どもたちは、本当にたくさんの大事なことを教えてもらうことができました。

 彼女たち4人は前日夜遅くまで(朝方まで・・・)いかにして問題に迫れるか、どう説明したらわかりやすいか、真剣に考えてもらえるか、楽しんでもらえるかなどの作戦を練り、台詞を暗記し、本当にたくさんの準備をしてくれました。理解を高めるための教材もたくさんです。この授業を日本語で見たとしても感動の授業なのに、オールイングリッシュ(たまにスワヒリ語も)で3コマの授業をやり遂げた彼女たちを私は心から尊敬してます。

 
 




世界一の授業やった!!ありがとう!

2011年3月2日水曜日

そんなんで大丈夫?かな・・・

 ケニアでの補修工事の仕方を今、目の前で学習中です。
 先日お知らせした通り、家のあちこちの壁にひびが入り始めました。
 日に日にひび割れが大きくなってきてて、家の4つのドアが閉まらなくなりました。 あちこちからコンクリートがボロボロ落ちてくるし・・・・
 家が傾いてきていると思い、いよいよ心配になってきて隣人の先生と同僚に今日家を見てもらったところ、直ちに工事が始まりました。

 ぽれぽれ(なんでもゆっくり精神)のケニア人にしては珍しい! それほど危険な状態だったのかな・・・
あぶないあぶない・・・コンクリートの下敷きになるところやった~。

工事は、ひび割れの周りを崩して上から新しくセメントを塗るというもの。
汗臭いおじちゃんたちが3人がかりで手際よく?工事を進めてくれています。

 ありがたいことなんだけど・・・・

 そのセメント、荒くない?とりあえず、雑じゃない?
 もうちょっと丁寧にしてくれても大丈夫ですよ。急がなくても・・・

 この工事今日中に終わるらしい。ほんと?
そんな簡単な工事で大丈夫?

 心配事はいつまでも尽きません・・・。

 おじちゃん、崩れてこんごつ、どうか丁寧にお願いします。