自己紹介

2010年11月8日月曜日

スリ体験

 ついに、スリ体験をしました。
 週末、健康診断のためナイロビへ上京、タウンの一人歩きは治安上禁止されているため、語学力抜群のHくんとタウンで会うことができ、一安心。一緒にバスに乗ってJICA事務所へ向かいました。
 バス乗車時、私とHくんの間に図々しくケニア人が入り込んできたため、私たちは隣同士で座れず・・・。
 私は最後部の窓際、隣に図々しいケニア人男A、その隣にHくん、その隣が慣れ慣れしいケニア人男B。ぎゅうぎゅう詰めに超接近して座る。(ケニアではいつものこと)
 スワヒリ語で楽しげにおしゃべりするHくんとケニア人B。しゃべれない私はその会話をだまって聞いて楽しむ。ケニア人Aが何か言いたげににこにこと私の顔をのぞくが、しゃべりかけられたくなかったので気付かないふりをして窓の外を見る。ウェストバッグがずり下がるのを感じ、おなかの上に戻す。
 あーーーーーー!!!チャックが半分空いているのを発見!こいつーーーーー!!!セーフ!間一髪何も盗られちょらん!!
 私「Hくん、とられるよ!(日本語)」そこから私たちは死守体制!
 すると、前に座っていたケニア人C(ここで3人組と判明),「ポリスがいる!ベルトをしめろ!」あわてる(ふりをする)ケニア人たち。
 出た!!名演技!!!きたーー!!この手口!!何度も先輩に聞かされていた手口とまったく同じ!!知っちょーちゃかいね!だまされるか!このやろー!
 ケニア人A「ベルトしめないと!」親切心を装い私のベルトを探そうと手を伸ばす!(どさくさにまぎれてこの時に盗むという手口)「私はいい!せんで!」と言い放つ。そのやりとりの間にHくんの足元のリュックの上にかぶさるようにケニア人Bが「どこだどこだ?」前方の警察を確認する(ふりをする)。明らかに怪しいケニア人3人組。Hくんが怪しい動きをするケニア人Bの腕をつかむ。Hくん勇気ある~~~!!だけどすでに遅し・・・。Hくんのリュックが15cmほど、刃物で切られている。1番上に入れていた袋を盗られている。その間10秒ほど。さすが、手慣れている。感心している場合じゃない!
 「だめだ、引きあげるぞ!」そんな感じで私たちに何も言わせないままとっとと降りて行く3人。ほんとにあっという間。残された腹を立てた日本人2人。と床に捨てられた剃刀の刃。

 Hくんにけががなくてよかった!!
 あ~怖かった。腹立った。 Hくんが盗られた袋の中身→(任地から持ってきた食べかけのキャベツ4分の1、ねぎ、パン・・・)
 きっと「何だこの日本人?」と思ったはず。
 これにこりて、盗みをやめてくれないかな。
 ☆これを読んだ日本の皆さん、心配しないでくださいね。事故・犯罪に合わないように毎日気を付けて安全に健康に元気に生活しております。

3 件のコメント:

  1. 隊員Hさん、今回は色々ありがとさん。

    あの時日本語で忠告してくれへんかったら、野菜以外に俺の匂い付きの洗濯物もやられたかも!

    それ盗ってたらスリ辞めてたかもな!笑

    お互いこれからも気をつけましょう!

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  2. 宮崎弁なつかし~
    いいね☆

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